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歴史と豊かな自然に恵まれた「雲州平田」は、宍道湖や斐伊川、北山山系など四季折々の風景と風情が愉しめます。また「雲州平田」は出雲と松江のちょうど中間に位置しており、様々な観光スポットを巡るのにもおすすめです。
今と昔が程よく溶け合う町「木綿街道」は、かつては雲州木綿の集散地として賑わい、現在でも一軒の造酒屋、三軒の醤油屋など醸造業を始めとした老舗が残り、職人の技や伝統が色濃く残っています。風情ある町並みの中で営まれる生業や歴史を身近に感じていただける様々な体験プログラムも展開しています。
当宿は木綿街道の通り沿いにございます。
出雲国風土記にゆかりのある「佐香神社」は、酒造り発祥の地とも言われています。
「出雲国風土記」の中に「 川の中州で百八十柱もの神が集まって御厨を建てて酒を造り、百八十日もの間宴会をした後解散した」と記されているのが由来とされています。現在でも 酒造が許可されており 毎年10月13日の大祭では濁酒(どぶろく)の奉納後、参拝者も御神酒としていただくことができます。主祭神は酒造りの神とされる久斯神 (くすのかみ)で、この日には近隣の多くの酒造関係者が醸造安全祈願に訪れ、地元では「松尾さん」と親しまれています。
臨済宗の古刹で「目のお薬師さま」として広く信仰されている「一畑薬師」は、千年以上の歴史を持つ薬師信仰の総本山です。849年に創開されたこの寺院は、島根半島の中心部に位置し、標高200メートルの一畑山の上にあります。1300段を超える石段が有名で、山上からは出雲神話の国引きの舞台を見渡すことができます。ここからの眺めは素晴らしく、宍道湖を眼下にして大山や三瓶山など中国山地の山なみを一望でき、秋には美しい紅葉が見られます。また、子どもの無事成長の仏様としても親しまれています。
かつては修験道の霊地として、武蔵坊弁慶も修行したとの伝説が残る天台宗の名刹。秋には山陰随一の紅葉の名所として知られています。
営業時間:8:00~17:00(最終入場時間16:15)
スサノオノミコトを主祭神として、出雲国風土記にも記された古刹。険しい山道を登った先にある大岩の隙間を通り抜けてたどり着く本殿は厳かで神秘的です。大岩の隙間は産道に見立てたられ、子宝に恵まれるという言い伝えもあります。(参拝の際はスニーカーを推奨)
出雲大社は、縁結びの神様・因幡の白兎神話で広く知られている「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」を主祭神としてお祀りしています。
縁結びは、単に男女の縁に限らず、人と人とのさまざまな繋がり、さらには人と物、出来事など、あらゆる縁を結ぶとされています。
また、旧暦10月には、全国から八百万の神々が出雲大社に集まると言われ、出雲では「神在月」と呼ばれています。神々は「神議り」と呼ばれる会議で、私たちの人生の様々な縁や運命を決めるとされており、この神在月の祭礼の期間や初詣には全国から多くの参拝者が訪れます。
© RITA IZUMOHIRATA