conceptRITA雲南吉田について

「たたら製鉄」の歴史がつづくまち。
RITA雲南吉田があるのは、当時から全国有数のたたら経営者である「田部(たなべ)家」が居を構えた山里。
室町時代から田部家の生業でもあり、日本人の生活を支えた「たたら製鉄」は裾野の広い産業でした。
鉄の生産だけではなく、山の仕事や農業、牛馬の世話など、かつては吉田の町にも1万人以上の人々が住み、たたらに関わる仕事に従事していました。
田部家の20棟の土蔵が立ち並ぶ様子や、石畳の坂道沿いの古き良き町並みには、当時の繁栄ぶりが色濃く感じられます。
美しい山々に囲まれたこのまちは、当時の技術と未来への挑戦が融合する息吹が感じられます。
たたら製鉄を支える原料は、森の木。
膨大な木材を使うため、たたら経営者「田部家」は、日本最大規模の「山林王」でもありました。
木を伐った山に、また木を植え、育てる。
約30年サイクルで循環して使い、かつて砂鉄を採るために削った山は、棚田にして豊かな里がつくられました。
そこでは今でも美味しいブランド米が作られています。
たたらの歴史が色濃く刻まれた土地を巡る旅は、日本のものづくりの根幹を知る一歩となるはずです。
たたら経営者「田部家」に仕える人が暮らしていた長屋を、リノベーションした空間で過ごしていただけます。
明治~大正時代に建てられた昔懐かしの4軒長屋。
古き良き雰囲気を残しながら、サウナやヒノキ風呂を備えた非日常を味わえる空間をお楽しみください。
「江戸彼岸」と「こうほね」の客室内には、専用のサウナ、水風呂をご用意しています。
プライベート空間で、好きな時に、好きなだけリラックスしながらととのうことができます。
自然の風を感じながら、極上のととのいタイムをお過ごしください。
© RITA UNNAN YOSHIDA