うきはには自然や文化を感じられるスポットがたくさん。
おすすめの観光情報をご案内いたします。
浮羽稲荷は、伏見稲荷神社から稲倉魂の神(うがみたまのかみ、通称、稲荷大神(いなりおおかみ))、京都松尾大社から大山咋の神(おおやまぐいのかみ)、太宰府天満宮から菅原道真公の三神が祀られており、商売繁盛、五穀豊穣、酒造と健康、長命長寿、学問の神様と言われています。
山に沿って続く赤い鳥居を登ると、見晴らしのよい景色が広がるビュースポットで、天気がよければ、原鶴温泉や遠くは甘木方面を見渡すことができます。春は桜の名所としても知られています。
近年、SNS上で有名なスポットとなり、多くの参拝客が訪れています。
新川・葛籠(つづら)地区の山あいの斜面には、面積7ha、約300枚の、精巧に石で積まれた階段状の棚田があります。山の石を使い、丁寧に積み重ねられた石組みの多くは約400年前のものです。
日当たりの良いところを農地にし、米作りを優先させたこの地域の家並みは、周りの山林の緑、森から湧き出る清水、青い空の景色と見事に調和し美しい農村景観をつくり出しています。
平成11年には、農水省の「日本棚田百選」に選ばれました。
居蔵の館は、明治末期に建てられ、大正初期に改築されたもので、製蝋業(せいろうぎょう)で財をなした大地主の店舗兼住居でした。官舎であった鏡田屋敷に比べ、豪商の家であったこの建物は、土蔵(くら)造りのなかでも、完成度の高い代表的な居蔵家(いぐらや)のひとつで、匠の技が見えるドーム型天井をもつ浴室や、神棚の間の吹き抜けなど、贅沢な作りが往時(おうじ)の暮らしを偲(しの)ばせます。
道路に面した主屋を見ると、壁はもちろん、瓦屋根・軒の裏まで漆喰(しっくい)で塗り込められ、2階の窓は鉄製の扉によって覆われ、2階の屋根の下には「うだつ」と呼ばれる壁もあるなど、外部から延焼しにくい構造も見どころです。
鏡田屋敷は、吉井の重要伝統的建造物群保存地区の中では、現存する唯一の屋敷型建造物で、家屋の周囲を庭園、土蔵、塀で囲んだものです。幕末から明治初期に建てられ、その後増築が行われたもので、建物の正面部分は1863年(文久3年)に建てられ、その後明治26年(1893年)に側面の座敷や2階の増築が行われました。
約50畳の大広間からは、近くの川から水を取り込んでいる、池のある庭園を望むことができます。
当初は、郡役所の官舎として建てられたといわれ、明治後期に郵便局長を務めた佐藤氏が居住され、その後、昭和初期に籠田氏が居住されていました。現在はうきは市所有の建物となり、平成9年に保存修理が行われ、現在は公開されています。近隣の居蔵の館と合わせてご見学いただくことで、意匠の違いなどお楽しみいただけます。
福岡県と大分県の県境に位置し、筑後平野を一望できる「道の駅うきは」は、うきは市の情報ステーションです。
観光の拠点としての役割を兼ね備えた複合施設として、毎日賑わいを見せています。
毎朝採れたての新鮮なフルーツやお野菜、手作りのお惣菜、スイーツなどが並ぶ「物産館西見台」やお食事処、うきはの魅力を伝えるスポット「ウキハコ」など、うきはの魅力がぎゅっとつまった充実した施設です。
調音の滝公園園内には、十代有馬藩主の妻、清雲院が巡行の折、滝の水音が音を奏でるかのように聴こえたことに由来する「調音の滝」をはじめ「魚返りの滝」「斧渕の滝」「三重(みしけ)の滝」の三つの滝があります。
初夏の新緑、秋の紅葉と、滝は時々の自然と美しく調和し、訪れる人々にやすらぎを与えてくれます。四季折々の景色を眺めながらの散策をお楽しみください。
平成7年には林野庁の「水源の森百選」に選ばれました。
ぶどうのたねは、服飾やうつわ、着物に和菓子、グローサリーなど、日常の身の回りのものから美味しいものまでが手に入るセレクトショップと、おいしいランチやコーヒー、喫茶が堪能できる立ち寄りスポットが、緩やかな坂道に並ぶ複合施設です。衣食住、暮らしにまつわる「たね」を提案し、日々の暮らしに奥行きと彩りを与えてくれる品が揃っています。
みなもの客室にご用意している器や、ウェルカムスイーツの豆たん、ドリップコーヒー、朝食で提供している海苔やドレッシングなどは、「ぶどうのたね」や和菓子の「葡萄屋」、カフェ「坂の下の店」でお買い求めいただけます。
© RITA MINAMO